おとなの自由研究

煩悩にまみれた30代OLの趣味ブログです

1/13 Controversial Spark/New Year Spark 2020

最近の年明け恒例行事と言えばこれ。

「New Year Spark」

私が尊敬する人物のおひとり、鈴木慶一さんが主催する

年明けライブイベントなのであります。

日程は1月の三連休最終日で会場はいつも新代田Fever。

 

鈴木慶一さんと言えば、ムーンライダーズのフロントマンであり

名プロデューサー、作詞・作曲家。

私の好きなcali≠gariにもceroにも慶一さんプロデュース作品があり、

一見すると正反対なバンドにも共通項があってファンとしては嬉しいところ。

そして人物を知らなくとも有名どころはゲーム「MOTHER」サウンドプロデュース。

ゲームも名作中の名作だがサウンドも非常に良い。

このアルバムも持っているが洋楽チックなアルバムでゲーム音楽とは思えない出来栄え。

 

慶一さんは御歳68歳ながら音楽アンテナが最新で

毎年のこのイベントで気になるバンドやアイドルをお呼びになる。

そのためイベントは対バン形式。

必ずアイドル(女性ソロ含む)が1枠でバンド1枠。

このイベントのおかげで数々の音楽との出会いがあって有難い。

それまではアイドルに対しては興味なかったもんなぁ、、、

 

 

そんなこんなで自分自身は今回で4回目くらいの参加。

今回の参加バンド・アイドルはこちら↓

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開場:17:30/開演:18:00

 

順番は、

の順。

セットリストはわからなかったため今回は割愛。

 

Boris

まずステージのセットがいつも出演するバンドと毛色が異なっていた。

ギターアンプ、ベースアンプともにアンプ積み上げ。

ドラムの後ろには銅鑼。

そして前が見えないくらいのスモークで非常に幻想的。

実は7年前くらい一度観たことがあって(「四鬼夜行-五喰-」)

その時は訳がわからずただただ圧倒されたのが、今回も同様に圧倒された。

だが前回よりはなんとなくだが曲を少し楽しめたような...

正直メロディがはっきりとしてないノイズ系ミュージックは苦手で

ノリ方もわからないしどうしていいかわからないのだが

2回目で感じればいいんだなって思った。

最前にいる熱狂的な高身長の2名の男性ファンを横目で何度も見て。

あのカッコ良さはBorisにしか出せない訳だし。

終了後、私の近くで見ていたおじさんが「コード進行関係ないんだね」と

言い合っていたのが印象的だった。

 

●カイ

最初から最後まで完全マイク片手にソロステージとなっていて

とっても若いのに凄いなと驚いた。

若くて一生懸命頑張る女の子はどんな子でも素晴らしい。

知識がなさすぎてwikiで調べたのだが

BELLRING少女ハート」のメンバーだったらしい。

ベルハー数年前に「鬱フェス」で見たような。

その時にムーンライダーズも出ていたような。

 

曲は慶一さん作曲のものやkonoreさん作詞のものを歌っていた。

振り付けが可愛くてついつい盛り上げたくなる。

そしてこの日一番の感激だったのが

ムーンライダーズ「悲しい知らせ」のカバーと

冒頭で触れた、アルバム「MOTHER」内「POLLYANNA (I BELIEVE IN YOU)」のカバー。

 

どちらも良かった〜!

「悲しい知らせ」の「海辺に連れてってよ、ねぇ兄貴」がカイちゃんが歌うと

任侠感がなくなって爽やかだった。

「POLLYANNA (I BELIEVE IN YOU)」は曲が元々爽やかだからとてもマッチしていたなぁ。

あぁ名曲...。もっと演奏して欲しい曲だなと思った。

 

●Controversial Spark

ラストお待ちかね。

年々最後まで立っているのが耐久レースになっていて辛い、、、

年齢層高いし椅子ありの方が有難いな思う年頃...

 

そんな心境でもメンバーのみなさんが登場されるとテンションが上がる。

年齢幅が大分あるバンドだが不思議といい感じに収まっていてカッコイイ。

演奏曲は昨年発売の「After intermission」の曲と

今年発売の新曲だった。

 

昨年色々と理由がありこのアルバムあまり聴いていなかったのだが

イベント前の復習を兼ねて聴いてみたら良曲多し。

作曲者と作詞者がバラバラになっていてメンバーのいいところが詰まっている感じ。

ライブだと更にノリどころもわかってカッコよさ何割か増し。

ベースをかじっている身からすると、岩崎なおみさんのベースは温かみがありながらも

疾走感がある曲だとブイブイいわせていて見とれてしまうんだよなぁ。

 

「赤と緑のGood-Bye」?あたりの慶一さんのセリフがある曲で

慶一さんが入るのを忘れていたのか何回か繰り返してから

konoreさんの視線であぁっみたいな感じで入ったのがちょっとヒヤッとした。

 

途中のMCで近藤さんが昨年のインフルエンザ大量感染に触れていて

「僕もかかってしまったんですけどお客さんでもかかったって人います?」

と質問してて、2列目くらいで観ていたにもかかわらず

10名以上の挙手が見えて驚いた。

 

...まぁ私もそのうちの一人だったのですが、、、

ちなみに慶一さんも罹患していて演者も5名くらいかかったらしい。

恐るべし、インフルエンザの感染力。

 

今年はおそらく集団感染はなく無事終了した。

今までのアルバムでも何曲かリピートして聴いてるものもあるから

もう少しやって欲しかったのが本音。

 

でも何事もなく良かった。

良き1年になりますように...!

 

 

-完-

 

12/14 NUMBER GIRL/逆噴射バンド

2019年予期しなかったことが起きた。
NUMBER GIRLの再結成である。
再結成ライブは7/27新宿ロフトにて。次はRISING SUN(こちらは台風により公演中止)、そして日比谷野音
全てタイミングの悪いことに自分は資格勉強の追い込み時期だったため申し込みができなかった。

申し込んでも外れていたと思うが…
あぁ伝説を観られずに終わるのか…と途方に暮れていたところに今回のツアーである。

速攻申し込んだ。

正直チケット代本体も普段行くライブと比較するといい値段だったが、

それよりも手数料がえらいことになっていて、これがビジネスか...なんて少し呆れたのだがグッと堪えて申し込んだ。

 

当選した。

Twitterを見ると結構みんな当選している。

アレっ…?!みんな当たってない?なになに?再結成もしかして微妙な感じ?
当選の嬉しさよりもすんなり当たってしまったことに焦る自分。
しかも整理番号1200番台ってヤバくかないか?全く見えないとか話にならねぇ…

前置きが長くなったが今回のライブ参加はこんなマイナスな心境からスタートした。

 


開場:17:00/開演:18:00

場所:豊洲PIT

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物販にて手ぬぐいを購入!

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薄いタオルかと思ったが本当に手ぬぐい。

一度洗ったらしわくちゃに...

 

 

開場前に会場に着くともの凄い数の人だかりが…

しかも男比率非常に高し。
1200番台のためなかなか呼ばれない。
やっと呼ばれて会場内に入る。

 

 

今回のツアーポスター

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みんなロッカーに荷物を預けているため自分もそれに乗じる。

フロアに入るとこりゃ驚いた。
超超広い!!

 

横幅がなかなか広くてスタジオコーストのよう。
奥行きは前方、中央、後方ごとに段差があり

それぞれの前方にいれば姿を見ることに問題はなさそう。
まだまだ空きがあったため中央の気持ちひさ子さんよりにポジション取りする。
1200番台、全体で見れば前半の番号だたっぽい。恐るべし豊洲ピット。

完全に舐めてた。しかし良かった。これでいずれにせよ見えないことはない。

待つこと約50分。
客電が落ちて未知なるライブがスタートした。

 

 

曲順はセットリストの方にあるので割愛させて頂く。
正直最初の3曲くらい聴いてもった感想としては、伝説は伝説でも所詮は過去。

現在を表しているのは向井さんで言うところのZAZENなんだなと感じてしまった。

期待値が大きくかったこともありちょっとした残念感を早くも感じてしまったのが…

 

否!!
曲を重ねる毎に高まりをやめないボルテージ。
1回目の高潮は「透明少女」
もう叫んだ。YAVAかった。

 

2回目の高潮は「TATOOあり」

自分的には「MANGA SICK」も相当嬉しかったが。

ひさ子さんのソロまじかっけぇ、、、

向井さんのシャウトに近い声もよく出ていて完成度非常に高い。

 

そして最高潮は「omoide in my head

感動した!!

リアルタイムではなかったけど当時を思い出させた。

(実際知らないけど当時の空気感とかそんなもの)

 


全体通して完成度が本当に高くてこの世のものとは思えないカッコ良さだった。

特に!ひさ子さんのギター!!
思ったよりも華奢な身体なのに繰り出す音は轟音で力強く

そしてハイポジションを弾くお姿が神がかっていた。
あんな様になる女性はいない。
バンドウーマンの憧れ。

また、アヒトさんの鬼気迫るドラミング!

見えないはずの表情までじっくりと見えた気がして音だけでない空気感も感じられた。

 

 

参加できて本当に良かった。
残念さとか感じてしまって、さらには低いテンションのまま参加してしまった自分を恥じたい。
嗚呼誠に哀れ。自分が哀れなり。

バンドってとってもカッコいいものなんだなと改めて感じたそんな夜でございました。

 

 

【セットリスト】

1.鉄風 鋭くなって
2.タッチ
3.ZEGEN vs UNDERCOVER
4.EIGHT BEATER
5.IGGY POP FAN CLUB
6.裸足の季節
7.透明少女
8.YOUNG GIRL SEVENTEEN SEXUALLY KNOWING
9.NUM-AMI-DABUTZ
10.Sentimental girl's violent joke
11.DESTRUCTION BABY
12.MANGA SICK
13.SASU-YOU
14.喂?
15.U-REI
16.TATOOあり
17.水色革命
18.日常に生きる少女
19.転校生
20.omoide in my head
21.I don't know
アンコール
22.桜のダンス
23.KU~KI
24.透明少女

 

-完-

12/4 フォークデュオ/Odd Camper DAY3

待ちに待ちに待ちに待った.........

フォークデュオご出演のライブ。

 

平日の19:00スタートということで

仕事が繁忙期真っ只中ではあったが午後半休を取得し行ってきたぞ。

 

 

初の吉祥寺NEPO

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迷わずたどり着けるか不安だったが吉祥寺駅の公園口から通りに沿って歩くこと15分くらいで到着。通り沿いを走るバスは全てNEPO前のバス停(万助橋)に停車するようなので帰りはバスに乗車。予想よりも便利。

 

 

 

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エントランスにて受付後、フェスでよく着けられる紙製のリストバンドを装着。

写真に収めるのを失念したがここにあるQRコードでドリンクフード類の会計をして帰る際にチケット代と合わせて合計金額を支払うという流れ。

とっても合理的!

 

 

受付後トイレに並んでいたらSHUになる前お方が出てきて驚く。

(小さいライブハウスあるあるw)

 

 

ライブ会場はB1。

2ステージ制となっていたがどんな感じなのだろうか...

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扉を開けるとすぐ手前の小さな小さなステージにSHUとKENがこじんまりと立って準備中。

なんか夏以来のような2週間ぶりのような...

 

ちなみに2週間前に某集団行動のライブにて西浦さんドラムが見えなかったのだが

2週間後に見えるからいっか、と軽く考えていた。

アホだった。このライブではドラムは叩かないしそもそもKENだった、、、

 

 

メインのステージでは「ilyons」というバンドがギターとシンセをかき鳴らしている。

ノイズ系になるんだろうか。ただただ驚く。意味不明である。

最初楽しみ方が全くわからなかったが、

ところどころソロや音がハーモニーぽくなる部分があり聴き入る。

音楽って幅広いな、なんて思いながらその空間に慣れてきたくらいに終了する。

 

 

後ろを見るとフォークデュオの2人がさらに小さくなっている気がする。

転換時に席が空いたためKENの手前の席に座る。

 

みなの視線が後方の小さなステージに向けられる。

アコースティックギター を携えた昭和感漂う謎の2組を怪しむような視線も多い中、

先ほどのデジタルな雰囲気から一転、ゆる〜いMCからライブがスタートした。

 

以下特筆すべきMCと場面の数々。笑

一応曲と絡めてあるのでどの曲の前だったが想像すると面白いかも。

 

・「なんちゃってラララ」のラストのラララ部分でSHUが「みんな一緒に」と

観客を煽るがみんな曲がわからないのか歌えない。

・SHUとKENは戦時中から生きているらしい。

・当時はフォウ空豪に逃げ込んだが、B49の爆撃を受けた。

・当時SHUはハンセン運動をしていたが反戦ではなく帆船。

(上記2つのギャグをちゃんと拾うことに必死のKEN)

・SHUはおじいさんにしょっちゅうハイキングに付き合わされていたため

勉強ができず低学歴らしい。

・SHUは上京してすぐ渋谷駅で山手線に乗る時に足が挟まって大分焦ったらしい。

・キャンプを意識した炎のオブジェに対してたいまつと言うKEN。

・曲中ミスりそうになったKENに対して、グルーヴが凄かったと若干ディスるSHU。

しかしその後SHUもグルーヴを見せお互い様となる。

・SHUが昔やっていたバンドでやたら歌っていたのは

カニエウエストを意識していたかららしい。

・どこにでも呼ばれれば出演するとのことで結婚式でも忘年会でも

何でもオファーがあれば行くとのこと。

 

 

 

曲を知らないであろうお客さんが多い中、曲よりも長すぎるくらいのMCで

笑いをかっさらっていてさすがだった。

最初はみなさん失笑だったのに最後は爆笑で非常に盛り上がっていた。

まるでギター漫談のよう。

 

愛すべき2組。意味がありそうで何の意味もない言葉の数々。

冷え切っていた心がフォクフォクに温まり短い時間だったが大満足だった。

 

 

帰る前にプロマイドと言う名のただの写真を購入。

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左下の写真が良かったためこちらを選んだら売ってくれたスタッフさんに

「これは本当におすすめです。いい選択です!」と褒めてもらい何だか嬉しかった。

 

 

 

 

【セットリスト】※曲順自信なし

1.なんちゃってラララ

2.ファンファーレ〜若草の頃

3.フォークデュオ

4.ハイキングバイキング

5.はりきりラーメン

6.とにかく若かった

7.駆け込み寺

 

 

-完-

11/24 集団行動 起承転/ 齋藤里菜的集団行動「転」

早いこと「起承転」シリーズ、ついにラスト。

齋藤里菜的「転」を見届けるため、ワクワクしながら今年最後のo-nestへ赴いた。

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ライブチケットとチケット引き換えでもらった新曲「マジックテープ」のシール。

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今日の開場も17:15から。

今日こそ渋谷でお茶でもしてから余裕をもって向かおうと思っていたが

晩御飯の支度なぞしていたら明らかに開場には間に合わない時間...

 

この3ヶ月で慣れた道のりを急ぐ。今日でこの道とはしばしおサラバか...

道玄坂にはあまり相応しくないイルミネーションがなんだか感慨深い。

 

開場後ではあったが番号が呼ばれる前に着いた!

 

 

物販は終演後のお楽しみに...

 

今日は前回の教訓を活かして下手よりの4列目くらいでポジショニング。

うーん、なんか見えにくそうだなぁ、、、

 

今日のBGMは齋藤さんプロデュースだからか

JUDY AND MARYいわゆるジュディマリの曲が続く。

LOVER SOULとか最高すぎかよっ!

 

ジーザス!ジーザス!が流れ出したあたりで定刻の18時を過ぎる。

まだかなと思ったところで齋藤さんのアナウンスが流れる。

内容はだいたい下記のようなもの。

 

「ずっと疑問に思っていることがあります。集団行動のライブに笑いは必要なのでしょうか?西浦さんプロデュースのものまねカラオケやミッチーさんプロデュースの茶番がなければ集団行動のライブは成立しないのでしょうか?私はそうは思いません。曲だけでも充分お客さんに楽しんでもらえると思っています。」

 

アナウンス終了と同時にSE「チグリス・リバー」が流れメンバーが登場。

むむ、いつもと違うな、と思いながらも前がよく見えない。

真部さんが正面に立ってわかる。おぉ今日はスーツだ...!

しかも真部さんメガネかけている!!

 

齋藤さんの「こんばんは。集団行動の時間です。」の発声とともにライブスタート。

今日は「1999」から。

以下印象に残ったもののみ記載。

ちなみにドラムはほぼ見えず...西浦さんドラムの音のみ堪能した。泣

 

 

●「ぐるぐる巻き」

齋藤さんの「私だって真部さんのように気持ちよくギターソロを弾きたい」というアナウンス後、曲がスタート。

ソロ部分の弾き始めは少したどたどしかったが、ちゃんと弾いていた。

凛々しくてカッコよかった。

 

●「春」「フロンティア」「スープのひみつ」

3曲ともアコースティック仕様。

「春」は齋藤さんがアコギを持って弾き語りスタイル。

堂々と歌っていて貫禄があった。

「フロンティア」はボサノバ調で曲の雰囲気が異なっていたような。

アレンジを変えると楽しみ方が変わるのがが面白いところ。

ライブならでは!

 

●西浦さんとミッチーさんの「ドラム&ベースソロ」

LUNASEAのJ&真矢を彷彿とさせる入り。

ズーン ダッ ズーン ダッ みたいな重めのリズムから激しさを増していったような。

いつもはじゃない方のお二方。

(自分的にはじゃんの方だが...笑)

普段はどちらかというとオチ担当だがお二方ともカッコよかった!

 

●マジックテープ

 新曲の初お披露目。

ブラックミュージック感のあるウラで動くノリがカッコいい曲。

曲を聴いてただけだとわからなかったがラスト30秒前くらいから始まる真部さんのソロがとにかく凄い。何が凄いってソロが始まった感なく始まっていて結構動きに動いてあっ!これソロだ、と思ったすぐ後くらいにピタッとソロと曲が終わるところ。

真部さんのギターはいわゆるピロピロ、ギュイーン感なく品よくまとめてくるのが非常に素敵。

 

ラストは「鳴り止まない」でメンバー・客席ともやりきった形で終了した。

 

 

「転」はまさにシリーズ集大成といった形になっていて集団行動のカッコいい部分を全て惜しみなく魅せてくれたライブだった。

普段の茶番(笑)は一切なし!

さすが齋藤さん、細やかでお客さんの要望もわかっているシャープな視点。

またご自身はお若くて素直で吸収力が凄まじいからか

ライブ毎に成長されていて見ていて清々しかった。

今後の変貌にも期待。

 

 

帰りがけのBGMはYUKIソロでルンルン気分で会場をあとにした。

物販では2/28の単独ライブの前売りチケットが手売りされていたため

ミッチーさんから購入。

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そして物販には西浦さんのお姿も...!

購入は出来なくて申し訳なかったが少し言葉を交わせたため感無量。

 

 

 

【セットリスト】※順序に自信なし。ソロの部分も曖昧

1.1999

2.テレビジョン

3.セダン

4.ぐるぐる巻き

5.充分未来

6.土星の環

7.キューティクル

8.ザ・クレーター

9.春

10.フロンティア

11.スープのひみつ

ベース&ドラムソロ

12.SUPER MUSIC

13.ホーミング・ユー

14.ティーチャー?

15.モンド

16.オシャカ

アンコール

17.ガールトーク

18.マジックテープ

19.鳴り止まない

 

-完-

 

11/2 企画集団法政JoY主催フリーライブ「& JoY」

秋といえば味覚、紅葉、スポーツ、学祭、他多数。

集団行動が法政大学の学祭に呼ばれたようなので行ってきた。

この学祭イベントは対バン方式で集団行動以外に「ENJOY MUSIC CLUB」「theなつやすみ・バンド」も出演。

そしてなんと無料…!

ひ、非常に興味深い。

企画した学生さんセンス良すぎません...?

私は学生時代にこんなセンスなかった。

…というかサークルに属してなかったため学祭に参加する、という発想がなかった。

はぁもったいないことしたなぁ…

 己の学生時代を思い出してしまうとそれだけで終わってしまうので本題へ。

 

 

イベントは「法政大学市ヶ谷キャンパス ボアソナードタワー1F ヘリオス特設ステージ」というところで開催された。

 

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飯田橋から市ヶ谷の川沿いを歩いた立地にあり。いわゆるビルキャンパス。

 

 

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16時に待機列作成とのことでなんとなくそれ目掛けて向かったところ

それらしき人々が集まっている。

そしてトイレに向かうミッチーさんとすれ違う、、、

よくイベントだと開演前のメンバーとすれ違うのだがなんか気まずい。

 

並ぶつもりはなかったが30分ほど待機列で並んで入場。

周りは学生さんと思われる人ばかりでつらかった…

こんな年増の女が一緒に並んでしまい申し訳ございません。

 

今回は前回の反省点を加味してボーカルマイクとギターマイクの中間に

ポジショニング。結構良い位置!

しかも舞台が高めだから後ろでも良く見えそう。

 

 

17:00ちょうどに開演。

順番は集団行動から。

「チグリス・リバー」のSEでメンバーが登場。

いつもの齋藤さんの「こんにちは。集団行動の時間です。」でライブスタート。

SUPER MUSICからかなと思いきや…この日は「土星の環」からでしっとりと。

とっても良いポジションで西浦さんが良く見える!

はぁカッコよすぎる…

次曲は「セダン」。イベントで聴くのは初めてなので意外。

しかしバンドとしての色が出やすい曲なのかなと感じた。

まずリズムがミドルテンポで難しいしその中ではねるリズムというのが

これまた難度が高い。ボーカルは単調になりがちだが終始リズミカルでないと

飽きがきてしまうしコーラス部分はノリが必要で

間奏では各パートのソロもあったりして色々とてんこ盛りである。

しかしノリノリで楽しく

「1 door,  2 door,  3door」の部分がうまく決まっていてとてもカッコ良かった!

次は定番曲「1999」でその後MCだったのであるが、、、

 

イベントのMCと言えばキャッチードラゴンが出がち。

そしてこの日もミッチーさんがキャッチードラゴンに

「大学生を前にしてどうしたら大人な振る舞いができるか?」を相談するというものであった。

その答えが、、、

 

体を使ってH・O・S・E・IをYMCA並に表現していた、、、

そしてこれを観客にも強要していた。

「H」の時点でやる人が少なかったので「みんなやるまで終わらないよ」みたいなこと

言ってたし。

恐るべし、鋼メンタル!!

 

 

皆の失笑を買って「充分未来」へ。

やはりこの曲は集団行動の代表曲たるもの。

西浦さんのドラムYAVAI。今日は8割方西浦さんしか見ていない。

その後「ザ・クレーター」→「ティーチャー?」と続き

「ホーミング・ユー」の流れ。

非常に良い選曲!

ザ・クレーター」の時に少しシャイ気味に手拍子を求める真部さんが印象に残る。

 

齋藤さんの「今日はありがとうございました。ラストになります。」というMCで

「モンド」→「オシャカ」→まさかの「鳴り止まない」

「オシャカ」は相変わらずエモい。

あの曲調から間奏のあの流れはどうしたら思いつくのか....

間奏に入る前の西浦さんのやや強張った表情から緊張感を感じるが

その緊張感もこの曲の諦めきれない張り詰めたものを表しているようで

息を飲んでしまう。

ラスト「鳴り止まない」は否応なく盛り上がっていて安心した。

この前のライブで少し気づいた「西浦さんの叩き方微妙に変えてる疑惑」は

正しかったように思う。

うん、微妙に変えていた、おそらく。

ドラムの詳細は全然詳しくないが...

 

余談であるが、、、

メンバーがはけた後に機材を片付けるためまたメンバーが戻ってきたのだが、

高いヒールを履いていたにもかかわらず

齋藤さんが重そうなエフェクターボードを自ら進んで運び、

奥野さんのキーボードも一つ担いで颯爽と去っていった様子を見て

絶対この子いい子だなって思いました。

 

<セットリスト>

1.土星の環

2.セダン

3.1999

MC

4.充分未来

5.ザ・クレーター

6.ティーチャー?

7.モンド

8.オシャカ

9.鳴り止まない

 

 

 

次、Enjoy Music Club

今日を楽しむため予習として「FOREVER」というアルバムは聴いたものの

どんな人たちかわからないため、ドキドキ。

最前にいた集団行動ファンの方が何人か抜けたためほぼ最前みたいな位置になり

余計不安となる。

 

陽気なSEと同時にお三方が登場。

黄色のジャンパーにそれぞれEとMとCと入った赤いキャップを被った出立ちで

なんだかかわいい。

最初の曲の1番は無事ちゃんと歌っていたが間奏から2番に入る時に

歌うのを(ラップするのを)止めてしまう。

どうやらそのパート担当のCさんが入れなくて、そのフォローをEさんがしたのであるが1番の歌詞と間違えてしまったらしい。

※名前がわからないため、Eさん、Mさん、Cさんで表記。

曲も止め「じゃあ途中で思い出したらまた歌おう」とのこと。

こんなゆるさアリなんだ、、、

 

セットリストを覚えていないため以下印象に残った曲と言葉のみ。

「BIG LOVE」→曲に入る前に「恋をしている人」に挙手させて

先に手を挙げた人にオリジナルシールをあげていた。

その名の通り曲も幸福感溢れたもので自然と笑顔になる。

音源聴くだけだとわかりづらかったが各パートのラップのリズム感と

表現の仕方にバンドとは異なる新たなものを感じる。

「EMCのラップ道」→ラスト曲。ラストにふさわしく非常に盛り上がった!

E・M・Cと合いの手入れるところが楽しい!またあの雰囲気味わいたい。

「MC」→メンバーでライブ始まる前にクイズ研究会を見に行ったらしい。

そのレベルの高さに驚愕したとのこと。

 

 

正直音源を聴いただけだとバンド、特に楽器好きな私には合わないなぁと

思ってしまっていたが、ライブを観てみていつの間にか心を奪われていた。

ゆるさと優しさと自ら楽しもうとする姿勢からかほんわかしていて

魅力的なお三方であった。Mさんの下を切り裂くリズミカルな手の動きと

会話のリアクションがツボだったなぁ...

結局最初にミスした曲も律儀にもう一度やってるのも良かった。

Eさん、Mさん、Cさんそれぞれに今までに一度はお会いしたことがある気がしたのは

気のせいであろうか...?

そんな親近感もクセになりそうなスルメ的なお三方であった。

 

 

 

ラスト、ザ・なつやすみバンド

この辺で足腰がYAVAI。スタンディングTSURAI。

入場はなく音出し後、そのままスタート。

キーボード・ボーカル、ベース、ドラム、フルート、スティールパン・トランペット、というバンド構成。

スティールパン・トランペットはもちろんMC Sirafuさん。

今年の片思いのライブは台風で延期となってしまったため見るのは久しぶり。

大分髪が伸びていらっしゃった。

フルートは池田若菜さん。

数年前に行った吉田ヨウヘイgroupのライブ以来。

2回目ですが、密かにファン。バンドのアンサンブルとして違和感がなく

それでいてソロが美しく見ていて幸せな気持ちになる。

 

 

...バンドとしてはこのお二方以外のお三方の方がメインメンバーのようである。

またセットリストを覚えていないため以下印象に残った曲と言葉のみ。

 

「赤いワンピース」→音源聴く限りキラキラした音がするなぁくらいにしか思っていなかったが、これがスティールパンの音かと知る。Sirafuさんがスティールパンにトランペットにコーラスにと忙しそうで相変わらず凄い。

「星の日」→コーラスがとっても綺麗な曲。ボーカルの方の声が透き通っていてうっとり。

「MC」→ボーカルとドラムの女性陣お二方が法政出身だそうで本日呼んでもらえて光栄とのこと。10年前にも来た?とのことでもしかしたら私と同じ歳くらいなのかも。Sirafuさんにも学祭の思い出ありますか?とボーカルの方が投げかけたところ…

いや特にはないけど何年か前に今はお亡くなりになったあだち麗三郎って方とこの近くでライブをしましたって仰っていて…勝手にあだ麗さんを殺していて爆笑。

 

アンコール後EMCと一緒に曲を演奏して大盛り上がりの中終了。

 

 

非常に楽しい学祭となった。

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設営や音響、照明、もちろん運営まで学生さんがやられていて本当に素晴らしいイベントだと感動した。

もし新卒採用でこのサークル出身の方がいればチェックしないと!笑

 

 

-完-

10/27 集団行動 起承転/ミッチー的集団行動「承」

あの衝撃的だったライブ「起」から早1ヶ月。

起承転シリーズの第2回目、ミッチープロデュース「承」を堪能するため

不安と期待を抱えながらまたもやo-nestへ赴いた。

 

 

ライブチケットとチケット引き換えでもらった新曲「キューティクル」のシール。

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今日の開場は17:15から。

ギリギリな時刻で渋谷に到着したがなんだかとてもいつもより増して混んでるこの街。

警官もいつもより多いしなぜ、、、?

(帰りに気づいたがハロウィン前の日曜だったからみたい...)

またもやギリギリの腹痛と戦いながら混んでいる坂道をのぼるノボル。

 

 

 

着いた!

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前回決めたことだがこのシリーズでは1点以上物販を買うことに。

今回はずっと気になっていたポーチを購入!

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 わーい!!

 

 

Tシャツは前回買ったため今回は見送り...

ミッチーさんごめんなさい...

 

 

すぐ番号が呼ばれたためそのまま中へ。

今日はほぼセンターの3列目でポジション取り。

もう少し下手よりの方が良かったかなと一瞬迷うが

すぐに後ろが詰まってきたため己を信じることにする。

 

 

スタンディングの場合開演までの時間が結構苦痛である。

この日はこともあろうがスマホの充電がピンチ、、、

月末のため通信量も危ない、、、

ということで少ない明かりの中持参した本を読む。

ヤベー奴オーラを出してしまいながらもただひたすら待つ。

BGMはもしかしたらDR.DREも流れていたかもしれない、もしかしたら。

 

 

18時を少し過ぎたところ、暗闇の中からミッチーさんが登場。

お一人である。

何やら前回脳のみとなった真部さんをどうにかすることを考えているらしい。

(なるほど...前回の設定はちゃんと続いているのか...!)

そこでミッチーさんは閃く。

「時間を戻せばいいのだ!」と。

 

時間を巻き戻す術を身につけたミッチーさんが

銃撃される前に真部さんを奇跡的に救い、

(しかし自らは傷を負ってしまい包帯を巻いた痛々しいお姿に...)

ライブはめでたくスタートした。

 

 

1曲目は定番「SUPER MUSIC」

ノリノリで大好きな曲!

西浦さんドラムの抜けるような音がスカッとして気持ち良い。

次曲は「テレビジョン」

ニューウェーブ的で好みな曲。

ミッチーさんのソロがカッコいい!客席の熱量が上がる。

 

 

この辺で今日のポジショニングをMAJIで悔やむ。

西浦さんが非常に見えにくい。真部さんも動いてくれたら見えるレベル。

今後へ向けての反省点する。うわーん。

 

 

 

次曲「セダン」はノリが難しいそうだと感じる。

そういえば8月のサポーター限定イベントでもそのようなことを言っていたような。

ライブだと一味違ってバンドとしてのまとまりが活きていて

"1 door" "2 door" "3 door"のコーラスがとっても良かった。

「婦警さんとミニパト」は真部さんならではのかわいさがあって

西浦さん曰く「コロコロした曲」。

ライブで聴きたかったので念願が叶った!

齋藤さんの歌声とマッチしてでも歌詞の奇怪さが妙で聴いていて楽しい。

 

 

ところで今日のライブのセットリストは前回と異なりランダムなのだと理解する。

しかしアルバム「SUPER MUSIC」の曲が多めなのかなと。

 

 

この後、定番曲「1999」→名曲「土星の環」→「ザ・クレーター」と続き

一気に畳み掛ける。

 

 

しかし、カッコよさだけで終わらないのがミッチー的集団行動。

なんと時間を止めていたずらをするという演出が...!

(「セダン」時だったか「婦警さんとミニパト」時だったかがあいまい)

普段の鬱憤を晴らすべく、

西浦さんのスティックを大根に、奥野さんの手にはミトンを、

(和音しか弾けなくなる、へへへとのこと。結構ツボだった笑)

齋藤さんの背後に何かを付けて、真部さんのピックをハイビスカスに変えていた。

ちなみに齋藤さんの背後のものは齋藤さんがドラム側に振り返ると

真部さんに矢印があって「バカ」と書かれていた、なんて幼稚な!笑

この小細工の施し方と手作り感がミッチーさんを表しているなと

なんだか納得してしまう。

 

 

前半は「鳴り止まない」がラストで会場を一つにし、

終了後、メンバー全員が一旦はける。

 

 

すぐにミッチーさんがお一人で再登場し

このライブももう一度楽しみたいためまた時間を巻き戻してしまう。

(また真部さんが銃撃される前で、さらに負傷してしまう。)

そして後半がスタートする。

 

 

後半1曲目は定番曲「充分未来」

この曲は全てのパートの持ち味が存分に発揮されていて

これぞ集団行動だなぁと勝手に思っているのであるが

特に、特に、西浦さんのドラミングが最高だと聴くたびに思う。

Aメロ後と2番Aメロのハイハットでシャンッとキメるところと

サビ後エンディングのッタッタタンのスネアがたまらん。

おかわりすること滅多にないがこれだけでごはん3杯、、、

いや2杯いける。(少ねぇし)

そして真部さんのカッティングも絶妙なんだよなぁ。

 

 

次曲「皇居ランナー」それから「クライム・サスペンス」と続くが

これらのユニークなちょっと変な曲が意外と齋藤さんに合っているなと感じる。

ストレートな歌声で変な曲を歌うというのが奇怪でとても良い。

これが現時点でも集団行動らしさかなと。

 

 

「パタタス・フリータス」は聴いているだけで弾けもしないが

弾きたくたいなと思える難しそうな曲。

実際ミッチーさんの運指見てるだけで指がつりそうになる。

しかし非常に陽気でカントリー調でごきげんだぜっ!と

どきゅーんずきゅーんしてしまう。

「パタタス・フリータス」の意味はスペイン語

フライドポテトやポテトチップスだそうで、歌詞は何の意味もない。

が、真部さんの食べものソングはほんわかさせる何かがあると思う。

 

好きな食べものを歌詞に入れてしまうお茶目さ...あぁ尊い

 

 

「スープのひみつ」→「ティーチャー?」と続きライブはもう終盤へ。

ティーチャー?」もこれまた良曲で最初聴いた時泣いた。

曲自体は恋愛上の別れについてなのであるが「別れ」のやり切れなさを

表現していて切ない。

ちなみに曲のラストでミッチーさんのいたずら再び。

結構くだらなかったので割愛...笑

しかし自作のビックマイクにはさすが美大卒だなと感心した。

 

 

「ホーミング・ユー」→2度目の「鳴り止まない」で本編は終了。

この「鳴り止まない」のドラミングが前半とニュアンスが異なっていたように

感じたのだがどうであろう、、、?

メンバーも客席も最高潮に盛り上がって本当に楽しかった!

 

 

アンコール後、恒例となった?フリートーク

今回の企画が2週間前にやっと決まって動いた話や、

真部さんがミッチーさんを信頼していなかった話など興味深い話で盛り上がる。

そして次回の話に。

この流れを引き継ぐのか、はたまた断ち切るのか、、、

というか齋藤さんが企画者とはどうなるのか、、、?

若手社員を心配する気分になる。

 

が、がんばれ!!!

 

 

アンコールは9月に出た新曲「ガールトーク」と10月に出た新曲「キューティクル」

演奏前のくだりで真部さんが「新曲聴きたいかー?」と

客席を煽ったのであるが、その元ネタがサカナクションの山口さんとのこと。

観に行ったサカナクションのライブで

山口さんが「新曲聴きたい?」って言ってて...

とモノマネ調で再現してたのが思いのほかツボで自分的にウケた...!

 

ガールトーク」はマイクと垂直にシンセを弾きコーラスの時にだけ

正面を向く真部さんがTK的で良かった。

話が逸れるがコーラスと言えばドラムを叩きながらコーラスする西浦さんの横顔。

こちら西浦さんの動作の中で一番カッコいいと思うのは我のみであろうか?

あのお姿を本日あまり観られなかったのが無念でならない、、、

 

 

本題に戻るが「ガールトーク」はバンドサウンドだとミッチーさんの

ベースもアクセントとなり原曲とはまた味が違ってカッコいい。

 

「キューティクル」は今回がお披露目となったが

真部さんがギター弾いてて驚いた。これはシンセじゃないのか!

だからさっき垂直でシンセ弾いていたのかと理解する。

音源とはニュアンスが大分異なりバンドサウンドに非常に馴染む曲で

これもまた良い!

早くも次のアルバムが楽しみ!!

 

 

ラストは定番の「チグリス・リバー」の合唱。

これ密かに演奏で聴きたいと個人的には思っているのであるが実現する日は来るのか...?

無駄にオーケストラ演奏とか面白いと思うんだけどなぁ、、、

 

 

 

メンバーがはけた後に、ミッチーさんがおじいさん姿で再々登場。

先ほどミッチーさんが「今日はみなさんの命日となる。最後笑い死するから」と

自らハードルを上げるようなことを言っていたが

客先は僅かに失笑もあったような、なかったような、、、

 

 

という訳で、ミッチー的集団行動「承」、も無事に楽しく終了。

ミッチーさんらしさを思う存分感じられたライブであった。

小細工を色々用意するあたりがマメな反面、

設定が強引で少し雑かな、ってところにお人柄を感じた。

 

 

次回はいよいよラスト。

(しかし"結"があることも微に期待しているが...)

 

また甚だ楽しみである。

 

 

 

【セットリスト】※いたずらとMC箇所が違うかも

1.SUPER MUSIC

2.テレビジョン

3.セダン(ミッチーさんのいたずら)

4.婦警さんとミニパト

MC

5.1999

6.土星の環

7.ザ・クレーター

8.鳴り止まない

MC(時間巻き戻る)

9.充分未来

10.皇居ランナー

11.クライム・サスペンス

MC

12.パタタス・フリータス

13.スープのひみつ

14.ティーチャー?(ミッチーさんのいたずら)

15.ホーミング・ユー

16.鳴り止まない

MC(フリートーク

17.ガールトーク

18.キューティクル

19.チグリス・リバー

 

-完-

10/9 clammbon「JP Jump JaPan tour 2019」

フェス常連バンド、クラムボン

おそらくフェス好きの方であれば一度は観たことがあるであろう。

私はフェス好きと言うほどではないが約4年前くらいのフジロックにて

クラムボンを初めて観た。

最高だった...

外、緑に囲まれた場所で聴く「シカゴ」。

とても心地良い...

正直フェスで聴ければ良いと思ってた。

ワンマンライブに行くことはあまり頭になかった。

 

 

し・か・し、、、

私が大好きなアルバム「JP」の再現ライブを演るという...

これは行かねば!

という訳でなんとか追加公演のチケットをゲットしてワンマンライブに

行くことにしたのである。

 

 

ライブチケット

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定刻通りに開演。

さっそく「はなればなれ」からか、なんて思い最初に鳴る音に期待を込めたが...

あ、あれ...違くない...?!

ノリノリではあるが知らない曲である。

ふむ、違う曲もところどころあるのかな、なんて疑念を抱きつつ聴き入る。

次曲の「サラウンド」は知っている曲であったが「JP」の曲ではない...

むむむ、さすがに次からかなんて思うが、

次もその次も一向に「JP」の曲が始まらない。

悪いがこれは詐欺なんじゃないかと思い始める。

一気に冷めるテンション、深まる疑念、、、

 

 

そんな自分の中で冷めたテンションの中、MCが始まる。

とても明るい!!いい距離感の3人だなと思う。

いつの間にか「JP」の思い出話をしている。

おっそういうことか!これから始まるのか...!!

ホッと肩を撫で下ろす。

詐欺だなんて怖い言葉を浮かべてしまいすみませんと心の中で謝罪す。

高まる期待、疑ったことを後悔。

 

 

ミトさんが儀式としてキャスケットを被って曲がスタート!

MCは一切挟まないらしい...

 

本編スタート!

もちろん1曲目は「はなればなれ」

大助さんのドラムから始まる。

か、カッコいい!!!

この曲はポップだが、やっていることは超絶だなと思う。

ところどころに入るミトさんのスラップがエグい...

キメもカッコいいし、終盤なんてジャズのセッションである。

アルバムを初めて聴いた時も非常に驚いたことを思い出す。

 

次曲は「いたくない いたくない」

以降曲順はアルバムと同じである。

 

「いたくない いたくない」では音源で聴くよりも歌詞がじんわりと心に響く。

ライブだからかより歌詞のメッセージ性が諸に伝わり涙がこぼれ落ちそうになる。

「タイムリミット」でも歌詞がズサりとくる。まさに図星。

でもとてもリズミカルなので心に沁みながらもノリノリとなる。

そこで「パンと蜜をめしあがれ」である。

 

た、高まるぅ〜!!

 

まず曲名がおしゃれ。そしてキーボードのリズミカルな音から始まるのもおしゃれ。

AメロBメロでちょっとドキドキ感があって

サビでは幸福感が溢れてる感じが最高!!

そしてところどころジャズなんだよなぁ...

「草むらで寝転んでさ物語はじめよう」なんて歌詞どうやって思いつくのでしょう?

 

「ORENZI」でテンションがさらに高まり思わず拳を振り上げそうになる。

ダッダッダァー!!

「波は」で少し落ち着く。

音源だと正直飛ばしがちなのだがライブだとその雰囲気に酔いしれる。

波っぽい雰囲気を出せるのが凄いことだな、なんて考える。

 

一旦落ち着いたところで私の大好きな曲「風邪をひいたひょうしに」

このはねるリズムが本当に好き!

陽気なリズムの反面、歌詞の心情が変わっていくのも共感できて好き。

でもよくよく考えると「風邪をひいたら鈴がなる」って何なんだろう?

頭痛がするとか頭がぐるぐるまわる、みたいなものなのか...

 

トレモロ」でちょっと寂しい気持ちになり

「雲ゆき」でまた盛り上がる。

音源だとどうしても後半曲のリズムは覚えているのだが

歌詞はさらっと流しがちである。

そんな聴き方だったのを反省するくらい良い歌詞だなぁと感動する。

直接的な好きの表現ではないのが逆に本当に好きな気持ちを描いていて

郁子さんのお人柄を表しているのかな、などと勝手に思いを浮かばせる。

 

「Our Songs」でそろそろ終わってしまうなという寂しさを覚えながら

「GLAMMBON」でテンションは最高潮に!

先ほど振り上げそうになった拳を完全に振り上げる!!

た、楽しかった...!もう最高、至高!!

 

 

アンコールの手拍子はこれまでにあまりないくらいに大きく熱い!

みなさんのテンションも同様に高いことを感じる。

 

アンコール後はJP曲を一曲ずつ当時の思い出話を交えながら解説。

印象深かったのは「風邪をひいたひょうしに」の歌詞が

最初は「風が吹いたら鈴がなる」だったこと。

これじゃ当たり前だと郁子さんが勝手にパロディにして

「風」を「風邪」にして「風邪にひいたら」にしたとのこと。

なるほど!だから鈴がなるだったのか!!

コナンばりに先ほどの謎が解ける、、、

 

他はよくこんなアルバムを作らせてもらえたな、という郁子さんの言葉が

印象的だった。

確かにとてもポップではあるがメジャー感はないし

当時23歳くらいで作ったとは言え音楽玄人向け感がある。

要するに売れる感じではない。

しかしこのアルバムがファーストというのがクラムボンを表していて

本当にカッコいいしそこからずっと続けているのがとても素晴らしいことだと思った。

20年経ってもカッコいいし、良い年の取り方をしているなと。

 

私はつい先日年を重ねたばかりであったが、実をいうともう全く嬉しくない...

クラムボンを見て年を重ねるのも悪くないなと思えました。

自分も良い年の取り方をしたいものです。

 

 

アンコール1曲目は「U&I」

全く知らないが良い曲だなと。調べてみたら「けいおん!」の曲らしい。

https://youtu.be/DfGDliVtqB8

全然イメージ違くて幅広すぎ。

 

2曲目は定番の「波よせて」

これもカバーなのには知った当時驚いた。

大声で歌ってしまいました。えぇ曲や、、、

 

そしてそして3曲目は、、、

な、なんと、、、

 

タッタータタター♪

「シカゴ」

わーわーわーい!!!

 

多幸感極まれり。

この上ないライブの締め方。

生きてて良かった。冒頭で疑念なんか抱いてしまい本当に申し訳ございません...

 

これで最後かと思いきや、、、

ラスト「GLAMMBON with 社長」

クラムボンのライブではふさわしくないが拳をさらに振り上げる。

社長のギターソロがめちゃくちゃ長い...笑

絶対にメタル好きだろなと思う。

 

社長もご満悦にライブは終了!

 

 

こんな素晴らしいライブを観られて幸せでした。

 

 

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歴代郁子さんの”のれん”たち

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<セットリスト>

1.KANADE Dance

2.サラウンド

3.Lush Life!

4.Prosit!

MC

5.はなればなれ

6.いたくない いたくない

7.タイムリミット

8.パンと蜜をめしあがれ

9.ORENZI

10.波は

11.風邪をひいたひょうしに

12.Our Songs

13.GLAMMBON

MC

14.U&I

15.波よせて

16.シカゴ

17.GLAMMBON

 

 

-完-