おとなの自由研究

煩悩にまみれた30代OLの趣味ブログです

1/13 Controversial Spark/New Year Spark 2020

最近の年明け恒例行事と言えばこれ。

「New Year Spark」

私が尊敬する人物のおひとり、鈴木慶一さんが主催する

年明けライブイベントなのであります。

日程は1月の三連休最終日で会場はいつも新代田Fever。

 

鈴木慶一さんと言えば、ムーンライダーズのフロントマンであり

名プロデューサー、作詞・作曲家。

私の好きなcali≠gariにもceroにも慶一さんプロデュース作品があり、

一見すると正反対なバンドにも共通項があってファンとしては嬉しいところ。

そして人物を知らなくとも有名どころはゲーム「MOTHER」サウンドプロデュース。

ゲームも名作中の名作だがサウンドも非常に良い。

このアルバムも持っているが洋楽チックなアルバムでゲーム音楽とは思えない出来栄え。

 

慶一さんは御歳68歳ながら音楽アンテナが最新で

毎年のこのイベントで気になるバンドやアイドルをお呼びになる。

そのためイベントは対バン形式。

必ずアイドル(女性ソロ含む)が1枠でバンド1枠。

このイベントのおかげで数々の音楽との出会いがあって有難い。

それまではアイドルに対しては興味なかったもんなぁ、、、

 

 

そんなこんなで自分自身は今回で4回目くらいの参加。

今回の参加バンド・アイドルはこちら↓

f:id:mari-e-s:20200216172549j:plain

開場:17:30/開演:18:00

 

順番は、

の順。

セットリストはわからなかったため今回は割愛。

 

Boris

まずステージのセットがいつも出演するバンドと毛色が異なっていた。

ギターアンプ、ベースアンプともにアンプ積み上げ。

ドラムの後ろには銅鑼。

そして前が見えないくらいのスモークで非常に幻想的。

実は7年前くらい一度観たことがあって(「四鬼夜行-五喰-」)

その時は訳がわからずただただ圧倒されたのが、今回も同様に圧倒された。

だが前回よりはなんとなくだが曲を少し楽しめたような...

正直メロディがはっきりとしてないノイズ系ミュージックは苦手で

ノリ方もわからないしどうしていいかわからないのだが

2回目で感じればいいんだなって思った。

最前にいる熱狂的な高身長の2名の男性ファンを横目で何度も見て。

あのカッコ良さはBorisにしか出せない訳だし。

終了後、私の近くで見ていたおじさんが「コード進行関係ないんだね」と

言い合っていたのが印象的だった。

 

●カイ

最初から最後まで完全マイク片手にソロステージとなっていて

とっても若いのに凄いなと驚いた。

若くて一生懸命頑張る女の子はどんな子でも素晴らしい。

知識がなさすぎてwikiで調べたのだが

BELLRING少女ハート」のメンバーだったらしい。

ベルハー数年前に「鬱フェス」で見たような。

その時にムーンライダーズも出ていたような。

 

曲は慶一さん作曲のものやkonoreさん作詞のものを歌っていた。

振り付けが可愛くてついつい盛り上げたくなる。

そしてこの日一番の感激だったのが

ムーンライダーズ「悲しい知らせ」のカバーと

冒頭で触れた、アルバム「MOTHER」内「POLLYANNA (I BELIEVE IN YOU)」のカバー。

 

どちらも良かった〜!

「悲しい知らせ」の「海辺に連れてってよ、ねぇ兄貴」がカイちゃんが歌うと

任侠感がなくなって爽やかだった。

「POLLYANNA (I BELIEVE IN YOU)」は曲が元々爽やかだからとてもマッチしていたなぁ。

あぁ名曲...。もっと演奏して欲しい曲だなと思った。

 

●Controversial Spark

ラストお待ちかね。

年々最後まで立っているのが耐久レースになっていて辛い、、、

年齢層高いし椅子ありの方が有難いな思う年頃...

 

そんな心境でもメンバーのみなさんが登場されるとテンションが上がる。

年齢幅が大分あるバンドだが不思議といい感じに収まっていてカッコイイ。

演奏曲は昨年発売の「After intermission」の曲と

今年発売の新曲だった。

 

昨年色々と理由がありこのアルバムあまり聴いていなかったのだが

イベント前の復習を兼ねて聴いてみたら良曲多し。

作曲者と作詞者がバラバラになっていてメンバーのいいところが詰まっている感じ。

ライブだと更にノリどころもわかってカッコよさ何割か増し。

ベースをかじっている身からすると、岩崎なおみさんのベースは温かみがありながらも

疾走感がある曲だとブイブイいわせていて見とれてしまうんだよなぁ。

 

「赤と緑のGood-Bye」?あたりの慶一さんのセリフがある曲で

慶一さんが入るのを忘れていたのか何回か繰り返してから

konoreさんの視線であぁっみたいな感じで入ったのがちょっとヒヤッとした。

 

途中のMCで近藤さんが昨年のインフルエンザ大量感染に触れていて

「僕もかかってしまったんですけどお客さんでもかかったって人います?」

と質問してて、2列目くらいで観ていたにもかかわらず

10名以上の挙手が見えて驚いた。

 

...まぁ私もそのうちの一人だったのですが、、、

ちなみに慶一さんも罹患していて演者も5名くらいかかったらしい。

恐るべし、インフルエンザの感染力。

 

今年はおそらく集団感染はなく無事終了した。

今までのアルバムでも何曲かリピートして聴いてるものもあるから

もう少しやって欲しかったのが本音。

 

でも何事もなく良かった。

良き1年になりますように...!

 

 

-完-