おとなの自由研究

煩悩にまみれた30代OLの趣味ブログです

3/19 「ドラえもん のび太の海底鬼岩城」

第4回目です。

好きな作品ベスト5には入る海底鬼岩城です!

久しぶりに観ましたが後半ちょっと忘れていました...

この作品から映画版の特別感が確立されてきた気がします。

 

・作品:ドラえもん のび太の海底鬼岩城

・監督:芝山努

・脚本:藤子不二雄

・公開年:1983年3月12日

・上映時間:94分

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*あらすじ

夏休み。
海がいいか山がいいか多数決をとるためジャイアンスネ夫・しずかちゃんがのび太の家に押しかけた。ドラえもんが海に潜りながら山に登ることを提案するが山派のジャイアンスネ夫は機嫌を損ねて帰ってしまう。海派のしずかちゃんは前向きでママのお許しがもらえてあとは行くだけだったが、肝心ののび太が宿題を終わらせてからという約束付きで出かけるお許しが出ない。

終わらせようと奮起するが続かずやる気をなくしてしまう。

その間スネ夫がTVで宝を載せた船が消えたというニュースを見てジャイアンにそれを探しに海に行こうとけしかける。

早く出かけたいみんなはのび太の宿題を必死にサポートしどうにか終わらせる。
明朝さっそくどこでもドアで出かけ冒険スタート!!
ドラえもんは海底探索用に優秀コンピューターが内蔵されているバギーを出す。
文句が多いバギーだがしずかちゃんのお願いでやる気を出し深海へ向け走り出した。
ハワイ近くまで走らせたところで一旦休むためテントアパートを建てて一晩過ごす。
そこでスネ夫ジャイアンは当初の計画を実行するためドラえもんにだまってバギーを無断で使用して大西洋方面に向かう。
スネ夫ジャイアンがいなくなったことに気がついたドラえもんはあと1時間でテキオー灯が切れてしまうことに危機感を感じ慌ててタケコプターで追いつこうとするがその甲斐むなしく岩陰で倒れているスネ夫ジャイアンを見つける。

一同は死んでしまったと思い泣きじゃくるがスネ夫ジャイアンは生きていた...!

誰かにテキオー灯を照らされたとしか思えないが真相は闇の中。

しかしバギーだけがその真実を知っていた。

気を取り直して再度探索を続けていると今度は一行が巨大イカに襲われてしまう。

絶対絶命のピンチだったが海底人の"エル"に命を救われる。

ホッとしたのも束の間、海底国家ムー連邦を知ってしまった地上人を外の世界には帰せないと一行は監禁されてしまった。

外に出たら死刑と釘を刺されていたのだが一行は通り抜けフープで脱出。

一行は国境を超えて逃げるタイミングを見計らっていたところ、追ってきたエルの船がバトルフィッシュに襲われてしまいやむなく外に出て助けることにした。

しかし一行は再度囚われてしまいムー連邦の裁判にかけられていたのだがその最中「滅亡した海底国家アトランティスに残された「鬼岩城」を支配する自動報復システム、ポセイドンが海底火山の活動の影響で再稼働した」という急報が入った。

首相はドラえもんたちに協力を要請。

ポセイドンによって鬼角弾が発射されれば海底世界ばかりか全地球上に甚大な被害が及び全ての生物が死に絶えてしまうというのだ。

ドラえもんたちとエルは急いでアトランティスのあるバミューダ海域に向かった。

アトランティスがある地帯はバリアで覆われており普通に侵入することができない。

カメレオンぼうしを使って地下に潜って侵入を試みたところ無事成功するが今度は鬼岩城の場所がわからない。

そこでしずかちゃんが自ら囮になって鬼岩城の場所を見つけるという作戦を発案する。

囚われたしずかちゃんの後をつけて一行はやっと鬼岩城に辿りつくのだが中には数多の敵が待ち構えていた。

道具のバッテリーが切れみなの息も絶え絶えになっていたところ、しずかちゃんはポセイドンに対して涙の訴えをするのだが聞き入れてもらえない。

いよいよ生贄にされる間際、ドラえもんが瀕死の状態で登場する。

ラストどうやってポセイドンに立ち向かうのか、、、

 

 

*解説

本作は現実世界とは完全に隔離された冒険アドベンチャーです。

一旦海底に潜ると一度も元の世界に戻ってきません。

また全員丸ごと行ってくれるのでストーリーとしては非常にわかりやすいです。(途中まで)

エルというお供となるようなキャラクターもいて友情が垣間見えるのもいいです。

しかし、キャラクターという点ではバギーちゃんという存在が際立っています!!

道具なのに毒づくし、言うこと聞かないし、拗ねる。

道具にキャラクター性がある作品って他にあったかな...

 

本作の見どころはしずかちゃんとバギーちゃんの関係性に尽きます。

しずかちゃんの涙、

最後のバギーちゃんの決死の覚悟、、

そしてバギーちゃんのネジ、、、うぅ...(T . T)

 

少し残念なのは現実の地名も織り交ぜているためリアリティがあるのですがエルが出てきてから急に話が込み入りすぎて置いてけぼりにされがちになります。

あとラスト付近はとにかく怖いです。。

 

気になったところとしては下記です。

・しずかちゃんがのび太ジャイアンスネ夫を呼ぶ時に「さん」付けに。

・劇中のSEがこの映画から馴染みのものになったかなと。

・アニメーションも映画版特別感が出ていて安定している。

ジブリ飯って言葉がありますが"ドラえもん飯"って言えるほどにご飯のシーンが美味しそう。

 

 

*使用したひみつ道具

・どこでもドア

・水中バギー(バギーちゃん)

・テキオー灯

・海藻の種と魚の卵詰め合わせ缶詰

・テントアパート

・海底クッキングマシン(テントアパート備え付け)

・消光電球

タケコプター

・ほんやくコンニャク

・水上もうせん

・スモールライト

・通り抜けフープ

・カメレオンぼうし

ジェットモグラ

・ムードもりあげ楽団

・ショックガン

・ひらりマント

・水圧砲

 

18個です。普通くらいですかね。

 

 

*主題歌

・オープニング:ドラえもんのうた

・エンディング:海はぼくらと

 

本作では冒頭から歌始まりでなく話の展開を匂わせてからオープニングになっています。

「海はぼくらと」の歌詞はそれはそれはもちろん武田鉄矢さんです。

歌っているのは岩渕まことさんで前作と同じです。

 

ここまでくると当初は鉄矢が歌う予定がなかったんですかね、、

 

 

-おわり-