六甲山・明石海峡大橋・鳴門旅行記②
1日目はバスを使いながらも山上での移動が非常に足を使うものであったため
2日目朝の時点で結構な疲労感があった。
2日目はどうなるのか、、、
【2日目】
2日目のテーマは「明石海峡大橋と鳴門の渦潮」
理由は明石海峡大橋については何年前かまだ営業職だった頃...
加古川の中古楽器屋さんに営業に行くために大阪から加古川までJR神戸線新快速に乗っていておぉ海が見えてきたぞ!なんて思ったのもつかの間
とってもとっても大きな橋が見えるではありませんか。
これがかの有名な明石海峡大橋か...!!と一目でその虜に。
鳴門の渦潮は後述にて。
朝10時着目がけて、いざ明石海峡大橋のある「舞子駅」へ出発。
道中駅のホームから海が見える駅が。あいにくの曇天。
海沿いの街っていいですなぁ...。
念願の明石海峡大橋
お昼になるにつれて晴れてきたから良かった。
こんな大きい橋だからか「舞子海上プロムナード」なる展望施設があったため
旅の記念に中に入ってみた。(有料)
中は橋の中を実際歩いて見渡せるゾーンと、景色を眺められる展望台があるゾーンに別れていた。
まずは橋の中。
上は車が走る橋のため大型車が通るごとに揺れるため、なかなかスリリングゥ。
東京タワー的な下がすけてるゾーン。たすけて〜!
洋館が佇んでいて異国感満載。
展望ゾーンは写真撮り忘れた、、、
平日だったからか人がまばらでぼーっとしたい時にはもってこいな場所であった。
※お土産屋さんと軽食できるお店あり。
海を眺めていると時間が過ぎ去るのが早い...。
あっという間に鳴門行きの高速バス発車時刻である。
ちなみに今回は舞子⇄鳴門間は高速バスで行き来することにした。
往復で4,500円くらい。
まぁまぁいい金額ではあるが明石海峡大橋を渡りそのまま淡路島を抜けて鳴門に入っていくルートは一度は経験する価値がある...と思う。
高速バスの車窓から。
1時間くらいで高速鳴門へ到着。
ようこそ鳴門へ。
ここから少し歩いたところから鳴門公園行きのバスに乗って
渦潮を間近で見られる船が発着している施設に向かう。
市内を回るバスはICカード利用不可。
乗る時に乗車券をとるシステムで一抹の不安を覚える。
いくらになるのかな、、、
「うずしお観潮船」無事到着。300円以内だったような。
周りに何もない。
2つの種類の観潮船があったがオーソドックスなものを選択。「わんだーなると」
ワンダー!
早速乗船。
座って見るのかな、ワクワク。
どうやら外に出ていいらしい。動き出したぞ。ブォーン!
橋の近くを通り過ぎる。渦潮は何処に...
ん...潮流がおかしくなってきたぞ。
もしかして これがいわゆるあの鳴門の渦潮?
噂で一度は聞いたことある「鳴門の渦潮」
ぐるぐるぐるぐる 鳴門の渦潮
遅ればせながら、鳴門の渦潮を見たかった理由はタルトタタンの「鳴門」である。
ちなみにこの曲は 作曲/真部脩一 作詞/西浦謙助 で
鳴門の渦潮にまつわるエピソードや恋について歌っている曲...ではない。
これで本旅の目的は達成、ミッションコンプリートである。
だがこの時点で15時。
高速バスの発車時刻は17時半である。
どうやって時間を潰そうか...そういえば近くに美術館があったな...
ってことで美術館に向かってレッツ&ゴー!
大塚国際美術館。国際色豊かな佇まい...
本旅の目的であるアートも体験できて唐突ながらこれは素晴らしい予定。
行き当たりばったりながらもこれぞひとり旅の醍醐味。
いいぞ自分!文化的だぞ自分!!
...少し歩いてガーン。休館日だった、、、ズドーン
いやぁ困ったな、、、バス1時間に1本しかないよ。
と言うか運転手さん多少お節介でも言ってくれよ、、、
ところで道路を渡って向こう側に宮殿みたいな施設がある。
趣きからすると皇室とゆかりがありそうな...
しかしブラック企業的な趣味の悪さも感じるような...
入れる施設だったらここいらで時間を潰したい...
調べてみるとどうやら大塚製薬の保養所らしい。なんともブルジョワジー。
高速バス降りてすぐのところにも倉庫みたいなの建ち並んでたし。
そんなところにこんなちんちくりんな三十路女が突入してはあかんと
海岸沿いを歩きながらバスを待つことにする。
はぁまた歩くのかぁ、、、この時点で足の疲労度はMAXである。
とぼとぼ歩くこと数分。
千鳥ヶ浜。プチ断崖。
さらに歩くこと数分。
こ、これはビーチ!!
砂浜を歩いたのなんていつ振りだろうか...
砂浜を歩くと思い出す...辛くて辛くてしょうがなかったミニバス時代の冬の富浦合宿。
朝起きて第1にすることは砂浜をかけるマラソン。容赦ない。
夜は朝が怖すぎて眠りたくなかったぜ。
走り方が悪いと砂に足がもたれちゃうんだよなぁ、、、
ちなみに小学生ながら合宿は年に6回ありました。
そんな苦行もあってか小6の時分には都大会3位に。
自分とは被ってなかったが今では日本代表選手もいます...
...おっと随分と過去を思い出してしまったぜ。
歩き続けること数十分。
さすがにもう疲れてきた。でもいい景色。
ここいらでバスを待つとするか。また来てねと言われている気分。
10分ほどして無事バスが到着。
高速バスの停留所まで来たはいいが、まだ1時間ある。
ちょっと周りを散策してみると何やら地方特有の建物が、、、
いろいろなお店が入っている平屋的なミニモール。
ありがたいことにイトーヨーカドー的フードコートとゲームコーナーがある。
これで時間を潰せる。
軽食しか食べていなかったため、
たこ焼きとコーヒーでまず一服。そして我満腹。
その後、まぁオトナだし1000円くらい使って時間潰せればいっか、と
お菓子取る用の中の2枚の板が前後にスライドする昔ながらのクレーンゲームに挑戦。
1回目はチョコ菓子2個ゲット。
これで終わるのも物足りないため再度挑戦。
クレーンを落とすタイミングを少しばかり工夫してみる。
また、スライド板へ落とすタイミングも少し変えてみる。
おぉお菓子結構取れたぞ!これで結構満足。
...いや待てよ、今なんか上のストーンみたいなの明らかに落ちたんだが、、、
明らかにお菓子取る下の受け口に落ちたんだがぁぁぁ
...はい、ヤングドーナツ大量にゲットしちゃいました、、、
大のオトナが平日にひとりで何やってんだか。お土産よりかさばるし困るよトホホ、、
残りのお金でミッフィーガチャポンを試したがこちらはうまくいかず
ゾウが5つも出てしまった。
いらぬところで運を使い果たしたと落胆していたが、これだとトントンじゃない?
そんなところで時間をうまいこと使えて戻りのバスに向かう。
呼んだらすぐに来てくれるのはお前だけだ、すろっぴ〜。
帰りは新大阪より新幹線に乗車。
最後くらい地場のものをと旅の恥はかきすての精神で滅多にしないひとり飲み。
(既に別の恥をかいている気がしないでもない。)
充実した2日間であった。
【今回の旅のお供】
BGM
・ハナエ/十戒クイズ
・ハナエ/上京証拠
・カネコアヤノ/燦々
・小川美潮/4 to 3
本
・角田光代/薄闇シルエット
後日レビューするかも、しれない。
完